会社が求めるのは、仕事ができる新人ですが、業務内容と手順を教えていないと何もできないのは当たり前です。
最近は学歴社会となっていますので、会社に入社する上で、一番必要なことが学歴となっているようです。しかし、どんなに学歴が高くても、その会社の業務内容を知っていたとしても、会社独自の手順、仕事の仕方というものがあります。いきなり「仕事をしろ」とだけ言われて、あなたは完璧に仕事をこなす自信があるでしょうか?新入社員、特に最近内定をもらって研修期間中の方は特に緊張しているはずです。 新入社員研修とは内定者や新入社員の研修期間中に、仕事の内容と簡単な手順、社会人としてのマナーを教えて、2週間〜6ヶ月という会社独自の期間を使い、内定者や新入社員の能力を、最低限、仕事上で使えるレベルにすることが目的です。もちろん、最低限とは言っても実践できるレベルにすることが目的ですが、使用者が労働者の適正を評価し、判断することもできるので、多くの企業で行われています。 この研修期間というのは、会社側からしてみれば「仮採用」という形に近いので、その他の従業員と比べて、給与が極端に安いことも少なくありません。また、「仮採用」なので、遅刻や欠課などを行うと、すぐに解雇と言う話も聞くことがあります。真偽はともかく、勤務中は当然、私生活中でも、誤解を招くような行動や言動はつつしみ、注意することが大事です。 また、「遅刻や欠課を行う」ということは、社会人としての自覚が足りない、だから解雇ではなく、社会人として従業者としての心構えを持たせるためという捉え方もできると思うのです。基本的に新入社員の教育は、業務内容をこなせるだけの技術と知識の向上と、従業者としての姿勢を持たせるための2つの目的があるとされているので、あながち間違いではないと思います。
新入社員研修は一般に「教育の三本柱」とされているのがあり、それを基にして行うことが多いそうです。「教育の三本柱」とは、SD(セルフディベロップメント、自己啓発)とOJT(オン・ザ・ジョブトレーニング、仕事上指導)、OffJT(オフ・ジェイティ、集合研修)とされています。 SD(セルフディベロップメント)とは、簡単に言えば、やる気のことです。つまり、本人の意思で自分自身の能力の向上、精神的な成長を目指すことを言います。教わる本人が不真面目では、教えても身につかないことが多いのです。それでは研修の意味がありません。 OJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)は仕事上指導ですので、教える側が実際に仕事をして見せながら、教えていくことを言います。もちろん、最終的には本人にやらせてみて、その結果を見ながら、進めていくというものですが、教える側が「教育能力」がないと身につかないことは言うまでもありません。 OffJT(オフ・ジェイティ)、集合研修とは特にOJTに移行する前に、新入社員に一定の期間行うことが多いそうです。基本的に普段の言葉使いなどのビジネスマナーなどの研修を行うことが多いそうです。業務内容を教える前に、社会人として恥ずかしくないだけのマナーを身に着けさせるという事でしょう。 新入社員研修を行う理由は、もちろん、新入社員の能力の向上です。教わる側はもちろん、教える側も大きく成長するので、一石二鳥の研修だと言えますが、人選や場合によっては効果なしと言う場合もありますので、新入社員の方はしっかりとした態度で臨むようにしてください。





